渋谷の夜の写真
深夜ってほどの時間でもないんですけど、映画が終わるのは夜の11時頃でした。それでその後、渋谷の街に出て写真を撮るんです。もともと暗いところで光っているモノを撮影するのが好きなので、暗い空を背景に光っているネオンサインがたくさんある渋谷はうってつけでした。人通りも多くて、その人たちを写し込んでの画もまた渋谷を象徴するような写真になって、それが当時の良い思い出となっています。
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僕がこのクリアテープと出会ったのは今から15年ほど前、舞台照明の会社で働いていたときのことだった。そこの若い社長はモノにこだわる人で、机や椅子、スタンドライトや文房具に至るまで統一された基調で美しくまとめられていた。
その美しくまとめられた文房具の1つが、このスコッチのクリアテープだったのだ。
机や椅子は滅多に買い換えるものでもないし、デザインに優れたものはそれなりに高価なので簡単に買うことはできない。
けれどもこのクリアテープは、通常のセロハンテープよりは幾分か値段は高いものの、おおよそ誰でも買うことができる価格にある。10巻で1000円程度と、普通のセロハンテープの倍くらいの値段だ。
そのときから僕は、このクリアテープの魅力に惹かれて、自宅で使うセロテープにはいつもこのクリアテープを求めている。
スコッチのクリアテープのすごいところは、まず透明度が高いということが挙げられる。
透明度が高いので、テープの使用による下地の色が損なわれることがなく、ポスターなどの角までくっきりと見える。
またこのクリアテープは通常のセロハンテープよりも引き出しやすく、テープカッターに装着して人差し指と親指でテープを引き出すと、テープがスーっと出てくる。
だからといって粘着力が弱いなんてことはなくて、これも通常のセロハンテープより粘着力は強いのではないだろうか。
さらにすごいことに、スコッチのクリアテープは非常に劣化しにくい。
いま自分の部屋にも数年前からクリアテープで止めてある紙類があるんだけど、そのどれもがしっかりと張り付いている。
普通のセロハンテープだと湿気を吸い込んでしまい、テープそのものの形状が変形してしまい、悪いことにテープで止めてある材料にまで影響を及ぼしてしまうこともあるけど、スコッチのクリアテープだとそんなことはない。
テープの中心部分だけでなく、縁や角の部分に至るまでまんべんなく粘着力は保たれている。
くどいようだけど、もう何年もこの状態のままなのだ。
粘着力は強すぎることもなく弱いこともなく、適度な力を保ったまま何年もこの力を維持している。
材質が変わらないということは変色もしないということである。
やはり数年前からずっと、下地の色はテープを張っていない部分と変わることなく透き通っていて、テープが下地を守っているかのようにいつまでも美しいのである。
これらのことがあり、しかし何といっても僕が好きなのは、このテープを使用することによってえられる優越感だ。
これは、何でもかんでも高級品を使うということに賛成しているわけではない。
適材適所ということばがあるように、道具は使用する場所を選ぶべきであり、それについては各個人なり各会社の方針に沿って選んで良いと思う。
しかしその、道具を選択するということで忘れられがちなのが使う人の気持ち、気分、心持である。
使いやすく状況に応じた商品を選ぶことは、実はものすごく難しいことであるが、セロテープというのはおそらく誰しもが1日に1回は手にするのもではないだろうか。
そうでなくても、使用頻度の高い部類に分類されるものである。
そういった、いつも私たちの生活に必要なものこそ、使いやすい、便利で、手にとって気持ちの良い商品を選ぶべきなのである。
どうだろう、みなさんも1度でいいから通常のセロハンテープから、このスコッチのクリアテープに切り替えて使ってみて欲しい。
初めて肌に触れたときの感触、テープカッターから引き出したときのスーっとした心地良さ、粘着力、透明度、耐久性、どれをとっても他に追随するものはなくどこにおいても遜色のないセロハンテープは、このクリアテープを措いて他にないのである。
いま僕の手元にあるものは、18mm x 35m の 10巻セットで、およそ1000円のものである。通常のセロテープを同じ長さで求めると500円程度で買えるのだが、この500円の差には、びっくりするような驚きがあることに間違いはない。
ただし、1度使ってしまうとこの使用感の高さは忘れることができないので、セロテープにかける予算を倍程度に増やさなければならない。
使いやすいからといって、環境のためにも使いすぎには注意すべきであるm(_ _)m。
インターネットで買えるところ → Yahoo! ショッピング(affiliate じゃありません)
なお、ヨドバシカメラ(Akiba館)ではこのクリアテープをお客様用に用いていて、買い物をした時に気持ちの良い気分になる。
実際に体験してみたい方はヨドバシカメラ(Akiba館)へ行ってみよう。
カメラ:Canon EOS7s レンズ:Canon 22-55