いま、自分では写真のホームページを2つ持っている。
PEN EE3.com と、Cameracameracamera.com だ。
(リンクは新規ウィンドウで開きます)
2つのホームページには、掲載している写真の他にホームページを作成する作業においても異なる性格がある。
そして Cameracameracamera.com では、こちらはホームページオーサリングソフトウェアは一切使用せずに、Windows のテキストエディタのみでホームページの作成をしている。
これは、一般的にスタイルシート( Cascading Style Sheets) が濫用されるなか、GoLive のレイアウトだけに頼っていたのでは今後のホームページ活動において支障が出ることを懸念しての試みだ。
最近になっていちから始めたスタイルシートなので、何分にもいまだ見苦しい点は多々あるが、このホームページはこのホームページで、自分のホームページ作成技術の向上にあたって役に立っている。
なお、使用しているテキストエディタ ( Windows 用) は、主に "ez-html" というソフトウェアだ。
こちらのホームページの内容は、僕が持っているカメラの中で、PEN EE3 を除いたカメラで撮影した写真を掲載している。
この2つのホームページに共通する点は、両方とも写真の公開をメインに据えていると言うことだ。
自分が撮影した写真をインターネットを通じて多くの人に見てもらいたいので、ユーザーにとっていかに写真が見やすいかというところがポイントになってくる。
(写真そのものがユーザーに受け入れられるかどうかはもちろんだが、そこは「僕が撮影した写真」というところに重点を置く)
今まで写真を掲載しているホームページや Webサイトを多く見てきたが、それらは一辺倒なページが多く、ホームページのレイアウトやユーザーの操作性について考慮しているサイトは少ないように思えた。
これは、写真を公開するホームページの作者が必ずしもホームページの作成に長けてはいないという部分が大きいと思う。
そもそも写真というのは紙であるので、写真を見せたい、見てもらいたいという場合には写真集を頒布することが望ましい。
多くの人に写真を見てもらうことだけを純粋に考えた場合、インターネットで写真を公開することと(有料、無料に係わらず)写真集を頒布することでは、効率や金銭面を考えてインターネットに分があることは今さら言及するまでもない。
しかし、利益を求める写真家ではなく、趣味として写真を撮影している人にとって写真を撮影することの他に(適度な見栄えがある)ホームページを作成する(あるいは、ホームページを作成しなくてはならない)ということは一段と敷居が高いことなのだ。
ただしこのことは、小説を書く、料理のレシピを発表する、日記やエッセイを書く、などの文芸一般においても同様のことだ。
そうしたことからいま、自分の作品を発表する場がインターネット上のホームページという分野において、これが必要最低条件のようにとらわれ始めている。
インターネット上に、自分が撮影した写真を掲載する、小説を発表して評価をしてもらう、新しい料理レシピを公開する、おいしいレストランを紹介する、自分の悩みを顔の見えない第3者に相談する。
インターネットを苦なく利用できるということが条件ではあるが、そういったことが当たり前のように可能になってきた。
「ブログ」の登場である。